骨の歌
服部 剛
わたしの骨がぎくしゃくと、鳴る
肯定的な歌
1+1=人間じゃない
不恰好な日々のつまずき、こそ
しんしんと軋み泣く骨の
声音
(
こわね
)
、こそ
人間の調べ
すけるとんよ
ぎくしゃくと踊りながら立ちあがれ
いずれ
全てを呼び覚ます
あの太鼓が
何処か遠い夜の方から
聴こえくる
自由詩
骨の歌
Copyright
服部 剛
2017-11-20 18:36:57
縦