スプーンがないので
秋葉竹

アボカドカレーを
お箸で食べていたら
かすみと菫子がふたりで
ナイワ、ソレって
かちほこっていた

そこで私は
にほんじんだものって
かけていたメガネをテーブルに置き

立ち上がる

私は金髪碧眼みためは異邦人なので
シャフト角度で見下げる目でみると
けっこう「効く」みたい


自由詩 スプーンがないので Copyright 秋葉竹 2017-09-18 09:44:49
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