夏の夕べ
葉leaf


皮膚がかなしみの袋となって
夕陽とともに砕け去る
勝つべき恋もなく
敗けるべき政争もなく
小さな部屋でひとり
狂った警報をきいている


自由詩 夏の夕べ Copyright 葉leaf 2017-08-02 17:31:37
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