バリバリに癒される
藤鈴呼
噛み砕く度 大きさの違うあなたを
円を描くような角度で見つめれば
空から舞い降りる 太陽光線よろしく
包まれたような 雰囲気 広がる
時にゆったりと 時にまったりと
その違いなど 微々たるものでしか ないのだけれど
明確に 表現しようがないところが 不思議どころ
さりとて
ゴマを練り込んでみたら良いのか
砂糖粒を ちりばめてみようか
パウダー状なら 零れ落ちてしまうものか
考える前に 唇に乗せた言葉が
ふわり
それだけで 充分だった
今 目の前にある一枚が 今日の凡て
居住まいを正して
果たして 正解と 云えるのか
正当な 癒え方と 言えるのか
円をなぞる 少し ふっくらとした縁に
問いかけてみる
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