黙唱
ハァモニィベル
*
骨のかけら
唇に
あてがい
言葉は
君の髄まで
浸る
解釈は数え切れない
指をさしむけて
分割できぬまま日常を配置する
夜は
数え切れない
一粒の涙に
満たされたまま
首すじに爪
君のにおいがする
桃色ノ温かな罰
薄紫の死者の葬列へ
染み出した血は
物語を再生する
今日の僕
*
自由詩
黙唱
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ハァモニィベル
2017-06-08 21:21:08
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