「ぼくの二本足」
ハァモニィベル
雲のなかを行く鳥も
目を開いたまま
プールの中の子どものように
夢を凝視していた
よく見えもせぬまま
あの日もいまも
部屋の中で遥かな空を行く
誰かが描いた街を
いつか、ぼくも訪ねる
その青の意味を
知ることも識らずに
真っ白な街をさがして
きょうも
真っ白なまま
*
自由詩
「ぼくの二本足」
Copyright
ハァモニィベル
2017-06-08 21:15:50
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