トイレの鍵
かんな
暗がりに恋情を隠す
心音が落ちてゆく
水の階段を登り下り
君の肌の質感に流され
簡素な語彙に抗えない
私の内部の熱源に点される
愛にも似たようなもの
鍵はそのままにして
綺麗事が流されないように
自由詩
トイレの鍵
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かんな
2017-05-28 22:18:53
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