やもたんが浮く
藤鈴呼
ぷうらりと 垂れる蜘蛛糸 手繰り寄せ
宇宙感じる 時の間に間に
浮き上がる瞬間の
ふうわりと揺れる肢体を
思い出したかい
魂の浮遊物
大気圏の向こう側に巣食う残骸を握り締め
固く誓った言葉を砂粒に替えて 押し殺す
厚みを増す 真夜中の空気層
トンデモナイ位に 有り得ない夢の中で
咳き込んでいた
此処も 小宇宙
自転を体感することは出来ぬけれど
潜在意識の果て位には 理解できる
息苦しさの先には白百合
貼り付いたら取れぬ花弁の色合い
黄味次第
モガクもアキラメルも
すべて ジユウだ
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