Police
梅昆布茶
コトコトと煮物を煮る
人生にはそんな要素が必要な気もする
アンテナを高く張ってトレンディなことも必要なのかもしれない
誰もいっぺんには多くのことはできないから
天才でもないので特に高みを目指そうなんておもわないが
空疎なリア充なんて要らないともおもっている
からっぽに生きて骨になって死ぬこと
僕の骨を犬が咥えてどこか遠くの犬の聖地にでも
棄ててくれれば幸いだが
僕たちは自分の速度で人生をあるく
誰も間に合わないかもしれないスタイルで
だからね君が気にいってるんだが
気にいった物を捨て去る程に人生は寛大でもないから
だったらいつまでも死ぬまでも抱えてゆくさ
ゆきつけの居酒屋
初恋の幻影
こんな物を抱えながらも
あえて生きる価値をこっそり捜している
鴨の長明先輩ごめんなさいでもありがとう
僕はこれからも
僕のなかのちいさな事件を取り締まる
素敵な交番のお巡りさんでいたいと思うのです