おぼろ雲
讃岐どん兵衛
何を乗せて走ろうか
ちょっとした旅へ出よう
通り過ぎる思い出が
バックミラーに入りきらない
赤信号で止まるたびに追いついてくる
振り切れるほどのアクセル踏む勇気もない
変わりたい気持ち誰よりももったはずなのに
変わる術未だにわからないまま
遠く、遠く、行こうとしては
見覚えある風景を探してる
おぼろげに照らす月
ぼんやりと聞こえてくる声
君の名前を誰かが呼んだ
君より先に振り返った
僕の差し出した手に気づかず離れてゆく君に
追いつけるほどのアクセル踏めないまま
消されていく選択肢 あきらめのため息
あこがれを残したまま
強く、強く、なろうとしては
切ない思い出を数えてる
過去を映すだけの未来ならば
ただ泣くだけでいいのだろう
変わりたい気持ち誰よりももったはずなのに
変わる術未だにわからないまま
遠く、遠く、行こうとしては
見覚えある風景を探してる