五月病
坂本瞳子

熱を含んだ空気が舞う
まだ春だというのに
新しい制服は
この肌に馴染まない
だから遠くへでも行こうか
誰かの悲しむ顔は見たくない
けれど自分でいたいから



自由詩 五月病 Copyright 坂本瞳子 2017-05-06 23:45:06
notebook Home