君の光
水宮うみ
太陽みたいな君が、君を嫌いになったときから長い夜が始まった。
どうしようもない夜に一つだけ星が見えて、その光がより一層夜を際立たせていた。
光の許されない夜に、僕は小さな光に救われる。
その光はきっと、君の手放せなかった君だった。
自由詩
君の光
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水宮うみ
2017-05-06 07:13:35
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