月下のラジオ
紋甲メリー
背伸びして飲んだ珈琲、背伸びして深夜に聴いた米軍放送
眠る前の祈りのようにおごそかに東証株価指数(TOPIX)
君のなかで息継ぎをする瞬間が衛星写真のシャッターチャンス
満潮の時刻は過ぎてまたひとり行方不明の遺体が揚がる
「火星人が攻めてきました」今度こそ君の言葉は正しかったよ
短歌
月下のラジオ
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紋甲メリー
2017-04-09 17:43:39