春の注意事項
坂本瞳子
桜の花弁が敷き詰められた
大きな水溜りに
堕ちたら二度と
這い上がることはできない
そして花弁を色付けるため
身をやつすことになる
だからせいぜい用心しろ
自由詩
春の注意事項
Copyright
坂本瞳子
2017-03-31 23:31:57