無駄なこと
花形新次

ただ自分の思いを口にすれば良い
と勘違いした自称詩人が
今までのクソみたいな経験と
足りないクソ頭で読んだ本の情報を
絞り出してこね繰り回して
出来上がったのがクソ自称詩だ

ひとりひとりにかけがえのない価値がある
等というクソみたいな風潮を背景に
クソ野郎どもが図に乗った結果がこうだ

瓦礫のなかに言葉だけが残った

そんなもんでもない限り
世界中のパソコンというパソコン
サーバーというサーバーがぶっ飛んだ瞬間
きれいさっぱり
消えてなくなっても良いものだ

いや、その前に
ずっと前に
今すぐに
消えてなくなるべきものだ

いつ消えようか?









自由詩 無駄なこと Copyright 花形新次 2017-03-11 19:08:02
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