八番目の地球
さわ田マヨネ

ポケットにおちてしまった
エイトボールがあったよね
ぼくたちはとても楽しくて
もう一度はじめようとした

 イースター島
(いいスタート)
たまご
🗾のおなかから太平洋ず~っとすすむと
ぼくはちゃんとひとりになり
だから景色をひとりじめしていた
自由席の窓際で
オレンジのライト
オレンジのライト
ながいトンネルをくぐるときに
一定のリズムをかんじる
″誕生日おめ"
月曜日が憂鬱で
日曜日の次の日に
どこかへ出かけたくなった
ばらばらになる
虹の解体 

キーツは科学をなじったが
7色の虹をコナゴナにした日に
ぼくらがみる夢というのは
ロマン主義じみているだろう
知らないだれかの歌がきこえる
ぼくは素敵だなと思った
拍手
拍手はリアクション
おじぎする
このおじぎアクション
おじぎされた
このおじぎはリアクション?
握手
握手はなんだろう
ここにはかがみがなかったから
きみごのみのかみがたに
してもらおうかと思うんだ


自由詩 八番目の地球 Copyright さわ田マヨネ 2017-02-28 09:28:17
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