暗殺
花形新次
自称詩人達にとって
目の上のタンコブと化した
丸刈りデブこと私は
自称詩人達の手によって
私の暗殺が企てられているとの情報を得た
暗殺の具体的な方法も分かっていて
横須賀線のホームで待っている私の目の前に
自称詩人達が雇った小向美奈子似の巨乳JDを立たせ
私の気をそちらに逸らしている間に
背後に忍び寄ったもう一人のオバハン自称詩人が
耳元で、年不相応の薄気味悪い
愛の自称詩を囁きかけて
嫌な気分になっているところを
男5人の自称詩人達が体当たりし
線路に転落させるといったものだ
暗殺されるのはいいけどさ
愛の自称詩を囁きかけるのは余計なんじゃねえかと思うぜ