ゾッとした
花形新次
久しぶりにキャバクラで
おねえちゃんと会話した
お決まりと言っていい
歳の話になった
「俺、いくつに見える?」
「えーっ、いくつだろー?」
「あのね、今年で50」
「ふーん・・・・」
言った後
お互いしばらく無言だった
何故ならどちらも
内心ゾッとしていたからだ
「このノリで50・・・、こいつバカ?」
「そう言やあ、俺って50なの????」
隣の親父が
さだまさしを歌い上げていた
♪今日キャバクラへ
行って来ました
1人で初めて入った店へ
自由詩
ゾッとした
Copyright
花形新次
2017-02-19 17:16:49