ぼくの哀しみ
吉岡ペペロ

豆腐くらいの冷たさの風

味噌汁ほどの温かさのこころ

まっすぐなこの気持ち

浮かんで浮かんで消えて浮かんで


肩のちから

抜く

飛び降りた


それでもぐちゃぐちゃにならず

毛孔から入りこんだなにかで浮かんでいる


肩のちから

抜く

飛び降りた


ぼくの哀しみの9割は

あなたやあのこに支えられている


豆腐くらいの冷たさの風

味噌汁ほどの温かさのこころ

まっすぐなこの気持ち

浮かんで浮かんで消えて浮かんで









自由詩 ぼくの哀しみ Copyright 吉岡ペペロ 2017-02-16 21:39:03
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