海へ
坂本瞳子

海に行きたい
波の音が聴きたい
ここからはとても遠くて
潮の香りさえ届かない
素足のまま砂にまみれて
向こう側に沈みゆく夕陽を眺めて
寄せては返す波を見つめて
そうやって時間を過ごしたい


自由詩 海へ Copyright 坂本瞳子 2017-02-12 22:34:41
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