陽だまりの中で
背泳ぎを続けているような
そんな気分が続いている

足をバタつかせなくても
ゆらりゆらゆらと
水面を流されていく
そんな感じ

気持ちが切り替えられないまま
ただ時間だけが過ぎてゆく

疲れが取れることはなく
目を開けたまま眠り続けているような
楽しさも面白さもなく
乾燥した時間が走り続ける

美を映すこともなく
悲しみに打たれることもなく
それでもそこにあり続ける
止むことのない永遠に抱かれて

まだもうしばらくの間
こうしていなければならないらしい

そして混沌は訪れない
私がそれを強く望まない限り