静かなる終景
塔野夏子
それでもこの心は
果てしなく遊離線を描くのだ
そうだよ 憧れは遠いから憧れなのだ
君をとおしてその遥かさを見つめようとしていた
残酷なこの心よ
自由詩
静かなる終景
Copyright
塔野夏子
2005-03-05 22:06:06