可否道その1
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琥珀色のコーヒーに魅せられて
かれこれ数十年がたつ
あらたな抽出器具を発明し
実用新案まで申請して
少数だが販売もおこなっている
おそらくありとあらゆるものを
試しただろう
豆 焙煎 容器 ミル 抽出器具 水など
現在はというと 手間と味のバランスをとり
最も効率のよい方法をとっている
味を追求すれば 限りなく時間と手間がかかる
その中でも豆の焙煎は
最も時間と手間がかかるが
最も味と香りに影響する
琥珀色は軽焙煎
深煎りはほとんど黒色となる
豆の選択も重要で
むずかしいのは
その年の出来 不出来があること
今年のモカマタリの出来は良いとか悪いとか
あまりに面倒なのでやめてしまった