海はいのち
水宮うみ
この町には海がないから、手放せない荷物だけ持って町から出よう
沈黙という会話のなか、星屑が空へと降っていく
海に向けて言葉を投げるあなたは、いつかの朝日みたいに輝いていた
地平線から、ひかりが降ってくる ひかりのなかで、僕らのからだはいのちになる
自由詩
海はいのち
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水宮うみ
2017-01-04 12:11:23