しっぽふるふる 幸せのしっぽ。
水菜

にゃん。V(=^ ・ω・^=)v

猫は思った。

幸せは、しっぽふるふるという言葉に隠されていると!

猫は気づいた。

この愛らしいしあわせのしっぽのなんとかわいらしいことだと!

なんといじましいことだと!

猫は考えた。

しっぽは、はたしてしあわせですか?と。

猫は気づいた。

この愛らしいしあわせのしっぽは、わたしのしらないことばをしっているかもしれないと。

猫は思った。

しっぽは、はたしてかなしくないだろうか?と。

猫は考えた。

ちょっとしっぽをととのえてあげましょうかと。

すこしやさしくみつめてみようかと。

しっぽは、いつまでも黙っている。

でも、猫は月明かりに照らされるしっぽがちょっと違うしっぽに見えた。

しっぽをすこしだけやさしくととのえてあげて、

猫は、まんまるいお月様の夢をみた。

やさしいやさしい夢をみた。


にゃん。V(=^ ・ω・^=)v


自由詩 しっぽふるふる 幸せのしっぽ。 Copyright 水菜 2016-12-26 00:06:58
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