しっぽふるふる 幸せのしっぽ。
水菜
にゃん。V(=^ ・ω・^=)v
猫は思った。
幸せは、しっぽふるふるという言葉に隠されていると!
猫は気づいた。
この愛らしいしあわせのしっぽのなんとかわいらしいことだと!
なんといじましいことだと!
猫は考えた。
しっぽは、はたしてしあわせですか?と。
猫は気づいた。
この愛らしいしあわせのしっぽは、わたしのしらないことばをしっているかもしれないと。
猫は思った。
しっぽは、はたしてかなしくないだろうか?と。
猫は考えた。
ちょっとしっぽをととのえてあげましょうかと。
すこしやさしくみつめてみようかと。
しっぽは、いつまでも黙っている。
でも、猫は月明かりに照らされるしっぽがちょっと違うしっぽに見えた。
しっぽをすこしだけやさしくととのえてあげて、
猫は、まんまるいお月様の夢をみた。
やさしいやさしい夢をみた。
にゃん。V(=^ ・ω・^=)v