自然数の家
水宮うみ
無数の素数たちは、真っ直ぐ前を向き、自然数のもとへと走りだすのです。
セミがミンミン鳴くなかを、ひまわりのところへ、かたつむりのところへ、
帰るのです。自然数のもとへ。
自然数の「おかえり」という声に、素数が「ただいま」と、笑って応える。
自由詩
自然数の家
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水宮うみ
2016-12-21 01:12:10
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