スぺ-スオペラと抱き合わせの不良
差羽ナガレ

漆黒の宇宙から聞こえるファンク

水平な硝子は古いテレビから抜いた

ミルクホ-ルには単車乗りが集まり

レコ-ドの歌が終わるまで街を走る

自分の手で組み直したエンジンに

火を入れたなら派手に始めよう

月明かりで編んだあの娘のセ-タ-と

背中に髑髏を書いた革ジャンを羽織って

初雪が溶けて消えるよりも速く飛ばせ





自由詩 スぺ-スオペラと抱き合わせの不良 Copyright 差羽ナガレ 2016-12-20 23:09:11
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