作文
水宮うみ
作文は嫌いだ。なので詩を書いている。
詩は良いものだ。なんたって自由だ。
どれくらい自由かっていうと、
こ
う
や
っ
て無意味に一部を横書きしたって良い。
詩は物語じゃないので好きだ。直接物語ってくるのが良い。
別に小説が嫌いな訳ではない。
物語作れないので、小説書ける人を尊敬している。
むしろ詩より小説のほうが読んだ文字数は多いだろう。
作品数でいうと詩のほうが多いだろうが。
そもそも自分は国語が嫌いだった。
どうしても読み取れない作者の気持ち!
どうしても納得できない先生のばってん!
作文は嫌いだ。子どものころ無理に書かされたので嫌いだ。
けれど作文を読むのは好きだ。
作文が嫌いな子どもの書く作文が好きだ。
自分はもう作文書きたくないけどな!