ワルキュ-レ1500
差羽ナガレ
水平対向6気筒エンジンの共振
同調の取れたキャブレーターが
吸い込む夜と星屑を爆発させて
違う街まで掠れた唸りを上げる
ガソリンが静かに波打つのは
光年の孤独を確かめる為なのさ
ファットタイヤを地面に擦り
消え掛けた約束を果たしに逝く
骨すら残らない明日を抱きしめて
自由詩
ワルキュ-レ1500
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差羽ナガレ
2016-12-12 01:01:58