コウソクグ 加速する為の重念機会
狩心

やらねばならぬ事に埋め尽くされた
時代を裏で支える世捨て人の心体は
限られたほんの短い時間で
沢山のシを生み出さなければならない
その為に残酷な爆弾を用いる

脳が麻痺するリズムの中で
とても細くアンバランスな暗闇のミチを
滑走 饒舌 研磨 愛撫 切断 熱望 分身し、
手裏剣のUFOに乗って周りを巻き込みながら切り刻み、
故、存在に忌み嫌われ凌駕し、算段を捨て、無秩序の権化
という、コウソクグ!コウソクグなのだ

歪んだ爪が何かの拍子で捲れ剥がれ
痛みと妬みと意味の中、自らがセイブツである事を再発見、注意シ的し、
周囲を滑空する黒い鳥、白い鳥、赤い鳥、青い鳥、緑の鳥、
そして、黄色の鳥をも撃ち落とし、シ外の山の天辺で泣きながら刀を振り回す
太陽は要らない、シンボルは要らない、アクションの力強さが欲しいと広がった、
阿修羅のような無数の手と、そこから生まれる血だらけの手紙と、沢山のカミ飛行機の戦闘滑空虚無軍団歩兵!

そのエナジーは背景を魔法陣とし、回転しながら個々を通ろうとする堕落者の全ての行く手を阻む
スリープ、ポイズン、スキルバインド、マインドハッカー、リジェネレーション、。、
背後は振り返らずに、背後には何もない真っ暗な無の空間を展開、構成、祈り倒し、あにはほ、ほへと
その為に複雑なものの全てを極小無面積無存在に凝縮、吸収する、ブラックホールを用いる。、?マークを連打する??????

充血の約束に見出された開かれた目を潰すリズムの中で
アンチテーゼの和音に飽きて、
カイダンを駆け上がる無数の音、下半身が切断され、遥か彼方に吹き飛ばされるぅぅぅぅぅぅぅぅルルルルルッル、ハッハー!
ダンスは破壊された残された上半身は透明化し、全てに繋がる権化の爆弾と化す、秩序の上に立つ秩序の権化
やらねばならぬシ命に駆り立てられた洗脳の、マコト、儚きに哀れなこと

数センチ先にあるモノリスを掴めないでいる
私はセイメイ体であるから
他者のセイメイ体を食し、乗算し、我、我以外の全てで構成された未知なるモノとして、
爆発
良いモノかも分からないモノリスに希望を抱き、人生をかけて届かないと知っていながらにして、
たった1ミリの距離を進む
意味や効率、構成では語れない、
熱情の信念体、その標本、
我、その標本シンボルとなり、焼き尽くされた太陽の情報となり、
新たに生まれいずる強き者の糧となる、。、
さぁ、食べるのだ、私はその為に生まれてきた


自由詩 コウソクグ 加速する為の重念機会 Copyright 狩心 2016-10-18 10:13:54
notebook Home 戻る