希望
ヒヤシンス


 彷徨い、戸惑い、流れて、漂う、私の内なる魂よ。
 疲れ知らずだったあの頃を知る者はもういない。
 だからこそゆっくり進めばよいのだ。
 人生半ば過ぎにして恥をかくのもいいじゃあないか。
 
 苦しい事もあったろう。
 悔しい事もあったろう。
 死にたい時もあったろう。
 泣き濡れた日もあったろう。

 でも今これを描いている私は生きている。
 今苦しくてたまらない人もいるだろう。
 それでも今これを読んでいる貴方は生きている。

 ごらん、夜空には星たちが瞬いている。
 明日になれば美しい朝日が輝くだろう。
 生きるってきっとそんな感じなんだ。

 
 
 

 

 


自由詩 希望 Copyright ヒヤシンス 2016-10-08 03:25:08
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