キックスケーター
ただのみきや

週の半ばを過ぎると背中が強張りだす
眩しい声が
ほら すぐそこ
地平を跨いだ辺り
小さなキックスケーターが往くよ
時の車輪はゆっくり素早く 
ゆらゆら揺れて 
蕾 花 あっという間に
こんにちは さようなら



  《キックスケーター:2016年10月1日》


自由詩 キックスケーター Copyright ただのみきや 2016-10-05 22:16:41
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