珈琲
佐藤伊織
雷鳴が珈琲に足りない
足を浸していた黒い闇の中に輝く鳥たちの羽、羽
微睡みの中にそれは来るのだ
無数の空に落ちている砂糖を拾うために
私は行こう
自由詩
珈琲
Copyright
佐藤伊織
2016-09-26 23:08:53