まるで時が止まったようだ

少し酔っぱらって空を眺めている

今夜も雨模様・・・

　　

私は何を求めているのか

何を求めていたのか

憧れを追い続け

何時かは理想に辿りつけるかと思っていた

それは私の心からの求道だったのか

それとも何かの鎖を引きちぎる為にのみ

時と力を注ぎ込んでいたのかは解らない

観念の世界の中でつじつまを合わせることに躍起になって

私は私を生ききることはできなかったようだ
　　
ただでさえ要領の悪い私が
　　
上手く生きろというのが酷と言うもの


生かされてきた

ここまで

こんな小さな私が

ここまで・・・