ピーナッツインユアマウス「流れ星」
花形新次
流れ星が 通り過ぎた 瞬間
僕は 君のことを 願ったよ
それは 誰も気づかなかった
突然の 出来事 だったんだ
流れ星の 行方を追った 翌朝
僕は 君の夢に 出会ったよ
それは 僕が信じようとした
朝露の 冷たさのよう だったんだ
すれ違う 二人の視線は
遠い空白だけを見つめて
すれ違う 二人の
指と指は 触れ合うこともなくて
流れ星が 落ちた 場所を見つけ
僕は 君の死体を 埋めたよ
それは 二人だけの秘密
誰にも 知られては いけない秘密
すれ違う 二人の思いは
永遠の平行線
すれ違う 二人の
結末は バラバラに
されたり したりして
一部はトイレに 流したり
流れ星が 落ちた 場所に
眠る 君に届け いなくなって
よかったと