ふふふ
坂本瞳子

ふふふとほくそ笑んでみる
訳はない
意味もない
他人が見たらさぞ気持ちの悪いことだろう
楽しいこともなく
面白いことを思い出したのでもない
笑顔を浮かべてみたくなったのとも違うけれど
そんな振りをしてみたくなった
おかしな人だと思われるかもしれない
でもそんな時がある
これもまた事実


自由詩 ふふふ Copyright 坂本瞳子 2016-09-13 16:47:07
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