秋空鑑賞
朝焼彩茜色

四季に手を振り手を招き
多忙の風の中 刹那に傾く 夕焼けの如く

鎧のような交感神経から
いつも幸運にも真水の中を泳ぐ魂になれる ひとひらの降り

快い爽と秋空 黄金色の結晶の影の趣くままに
揺れたり飛翔したり 目下の虹色を食しながら
息を細く長く吐き綴る

完璧な程に幼い遥か向こう側に今日も
感謝を送る


自由詩 秋空鑑賞 Copyright 朝焼彩茜色 2016-09-05 15:52:27
notebook Home 戻る