流星
umineko
もう
見上げすぎて疲れたから
ふたり
アスファルトに寝そべって
あの
君の頭が
重いんですけど
ボクの抗議は
完全スルーで
北東ってどっちだろう
言った矢先に
すっ と
光が夜を横切る
今の見たよね?見た見た!ヤバいよ!
それからボクらは
無言になって
空の
こちらと向こう側
それから
同時に叫んだり
見逃してふくれたり
落ちてくるの?
燃えちゃうらしいよ
ふうん
幾つもの記憶が
流れては消える
そんな中で
君と見た流星は
いつまで
そこにあるだろう
それとも
夜の深さにまぎれ
いつしか
消えていくだろう