水中花
坂本瞳子
水母のように
ふわりゆらりと
水面下を漂う
揺れているのは
この心か
この身体か
最早どうでも構わない
空気など要らない
陽光を全身で受け留めて
微笑んでやろう
自由詩
水中花
Copyright
坂本瞳子
2016-07-31 23:48:37