外にあるものと胸中にあるもの
黒髪
明日については
悲しいことを知っているから
味方をしてあげない
自分のことくらい自分ですればいい
もし倒れたとき
誰かを道連れにしないなら
称賛を惜しみはしないだろうけど
川辺の木には
鳥を養う責任があって
その苦労はしのばれるけど
僕は本当には養ったことがないから
一風変わった物だと思って
遠目に見るだけ
変わり続ける世界には
いいものもわるいものもあるけど
想像できないものはやっぱり
無いのと変わらないから
胸の中の赤い潮には
その赤さよりももっと楽しい楽園があると
僕に教えるほど世界は豊かだ
胸の中で小人が叫ぶように!