七年目の命
シホ.N
神経網が
少しずれて
自己は混沌の
なかに居た
可笑しなことが
次つぎ起こる
時間の前後さえ
あやふやに
脳信号の変電
神経系の情報処理の
あり方による
世界の在り様
命はすでに
渡してあった
大きな手のうち
からから転げて
七年目の
そのうちどこかで
消え入るための
一瞬がある
自由詩
七年目の命
Copyright
シホ.N
2016-07-07 17:13:02
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