詩
田中修子
お小遣いためて雑貨屋さんで思い切って買うお皿
朝顔のつるが伸びていくのを見る小さな庭
葉影の落ちるベンチで汗を拭き取るハンカチ
ぜいたく品のようで人が失ってはいけないもの
でも毎日そればっかだと骨が溶けるの
自由詩
詩
Copyright
田中修子
2016-06-30 12:48:15
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