気温50度の恐怖
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日本ではまだすこし さきかもしれないが
アメリカやインドでは もう秒よみだ
2013年から連続の 獄暑の夏
ラスベガスの46.1度などが つづいている
アジアでは今年の4月 フィリピンで52度となり
それまでの最高42.2度が 突然50度をこえた
世界の多くの都市で 45度をこえ
50度をこえるのも 目の前
すでにこえた 例もある
50度をこえたら どうなるか
エアコンは 家庭用は43度まで
それ以上は 動作の保証なし
業務用のみ 50度まで
パソコンや周辺機器も 43度くらいまで
電子部品が 50度をこえると
ほとんど動作せず おそらくすべての
電気機器は 壊滅状態
車によっては エアコンを使うと
オーバーヒートする ガソリンがあたかも
沸騰したかのように 給油口のふたの
隙間から噴出する ラジエターに水をかけ
冷やしながら走るという 想像もできないことが
起こる 世界最高気温を記録している
アメリカ東部の酷暑の谷 デスバレーなどで
走行テストした 高価な車を選ばなければならない
また道路のアスファルトが とけだし
走行もたいへんなことになる
サンダルがとけ 靴の接着剤もとけ
底が外れる あるくのも大変だ
あつい風で 顔をなにかで覆うことになる
おそらく5分と もたないだろう
建設現場の労働などは 不可能だろう
インドでは建設現場の 作業者が多く亡くなっている
納期があるので 仕方がなかったのだろう
2003年ヨーロッパの熱波では 5万2千人以上が死亡した
飛行機は 車輪が破裂するかもしれず
着陸できなくなる
すなわち 都市機能はほぼ完全に
マヒ状態になる
夏の気温がいつも 50度超のジブチなどを手本に
すべてを変えないと くらせない
すこしでも その気配を感じたら
生き延びるために 最低のものである
業務用エアコンを 買う事だ
停電の可能性は むしろないだろう
家庭用のエアコンが 全滅するからだ
その後の対策は 私もわからない
都市の殆どのものは 50度を
前提にしては 作られていない
すぐに対応できるとは 思えない