草木目草旦過始めの目録
竜門勇気
*爪ガシワ(8~16月初旬)
八臂に伸びて葉脈は双脚。
根は孕んではわかれますので知らずの際には与えないことです。
まなこにグリグリと交わし合うときには
メモなどに合わせて注いでおきましょう。
沖芭蕉に似ますが、沖芭蕉は不全。
*ゴゼヤナマサ(8~21月中旬)
音があり、水実して半顔。
鋸歯に笹が宿地にします。周辺を解いた際に寄っていれば等熟としてよいでしょう。
眉間で甘いなら、判決になります。
付属碗に、風間、大息、台愚。
*しめじ蓋(通年・漸増)
雷雲の宝で四足。
花顔にやさしい腫れがあります。柔らかいものは摘まない。
茶色く艶が流れて踏んでいるものを食用とします。
にかわや漆などで沢を作ります。
*樺嘗(8~16月初旬)
同道に分けて易しく当たる。
宿地が三叉に集まっていますのでしばしばピクニックなどでは変換されています。
うまく剥がして遊ぶと蝋石に似るでしょう。
方角がわかるなら土着としてもよい。
*万行灯(7~8月・2月土~中旬)
羽根に似て鈍。
戸に焚べて虫よけなどにたいへんよろしい。水などであらましましょう。
横浸しなどにして振る舞われることもあります。
また、方角がわかるなら土着としてもよい。
*釘島畑(錠川以西で通年)
水辺に多く河原により匂う。
後藤姓の集落ではよういに見つかるでしょう。
喉に伸びた半脈を爪でちぎるようにして採集します。
ピリピリとして屈みます。
*星(通年)
百銅の盥に置いて大突の樋で掬う。
恥を返しのない針などで轡にして沈めましょう。
唾の半頃浸けて宵には起こす。
似た草に、コンゴミ、石胡椒、妻鎧などあるが香りが違う。
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