題「あの夜を見たかい」
ジム・プリマス
もしも背中に翼が生えていたら
こんな闇
飛び越えていくのに
屹立する光の柱
眉間から伸びる紫のオーラ
醜い豚のような身体
美しくなりたいと思った
光の側に留まるんだ
あの夜を見たかい
あの夜を見たかい
走り去る僕は
風のようだったかい
風のようだったかい
新しい夜明けとは
出会えたかい
出会えたかい
膨らんだ世界を
見たかい
見たかい
あの絶望と希望の狭間を
見たかい
見たかい
自由詩
題「あの夜を見たかい」
Copyright
ジム・プリマス
2016-06-11 16:42:44
縦