後悔と反省の狭間
ヒヤシンス
昨日僕は坂道のてっぺんから街を見下ろしていた。
今日はどうだ。
坂道を転げ落ちて深い谷底から宙を見上げている。
たかが一日で人の人生なんてどうにでもなるようだ。
昨日僕の窓は大きく開かれていた。
今日はどうだ。
外は晴れているのに窓は閉め切ったまま。
たった一度の過ちで人生なんてどうにでもなるもんだ。
いつでも試練はやってくる。
この世は美しいはずなのに
今日はすべてが灰色に見える。
分岐点は僕を悩ませてのほほんとしている。
すべては僕から離れようとして、
僕の悲しみには目もくれない。