そしてぼくたちは自由になる
愛するたびに愛から
悲しむたびに悲しみから


ぼくたちはわからなくなる
夕暮れにたちどまって
海のうえの光る鳥、
そこのしれない心の闇、
考えてもかんがえても


ひとり涙をこらえたあとで
ぼくたちは出会い、笑った！
死んだような夜をこえて、
生きることの喜びを思い、
くりかえしくりかえし、
ともにいる幸せを知っていった