野うさぎとして生きていく
そらの珊瑚
うさぎは
ときおりたちどまり
ふりかえる
そこに菜の花がうすくゆれていた
まるで
なにかのじゅそみたいで
なにかのしゅくふくみたいで
ながい耳は
遠い音をつかまえるため
生きることをつかまえるため
自由詩
野うさぎとして生きていく
Copyright
そらの珊瑚
2016-03-11 08:47:43
縦