ぬくもり
中村 ながる
ベッドの温もり
これは貴方の熱なのかしら
これは私の熱なのかしら
どちらのものか分からないくらい融け合って
ふとした時には昇華しているのかも、なんて
考えてみても すべて愛おしい
そんな互いの気体は肌を通って
血に 皮膚に 肉に 骨になってゆくのかしら
また 互いを欲しがって
ぬくもりが飽和するまでは
自由詩
ぬくもり
Copyright
中村 ながる
2016-01-22 19:58:40