日々
チーズオムレツ

真夜中の吉野家には
わけのわからない親爺が一人
何かを呟いている

苦役の連続で
おれは特盛に玉子をふたつ
紅生姜を盛り
ただただ牛丼をかきこむばかり

夜中の視線に注意して
俺は特別な特盛りをかきこみ
明日を生き抜く

もうすぐ朝がやってきて
ファミチキおにぎり
焼肉弁当
変わらない日々が続いてる

たまたまの休日に
食べ放題の焼きに肉を頬張り
明日を笑い飛ばす
今が幸せなのだから


自由詩 日々 Copyright チーズオムレツ 2016-01-13 02:35:19
notebook Home 戻る